

“食べる”と“くつろぐ”をつなげる新しい発想
最近、「ダイニングソファ」という言葉を耳にしたことはありますか?
LD(Living Dining)スタイルと呼ばれるこの新しい暮らし方は、くつろぎと食事のスペースをひとつにまとめた、今注目のインテリアスタイルです。ダイニングとリビング、それぞれの役割をゆるやかにつなげる「LDスタイル」。
ダイニングテーブルに専用のソファを組み合わせたこのスタイルは、食事のためだけの空間にとどまらず、くつろぎや団らん、時には仕事や趣味の時間までをも包みこむ、“家の中心”のような居場所をつくってくれます。
「おしゃれだけど、実際どうなんだろう?」
「使い勝手やお手入れが気になる…」
そんな声にもお応えしながら、LDスタイルの魅力や選び方のコツ、そして取り入れたくなる理由を、実例写真とともにご紹介します。
1.居心地の良さがつなぐ、暮らしの時間
食後にそのままくつろげる“延長線の心地よさ”
LDスタイルのいちばんの魅力は、“食べ終わったあともその場にいたくなる”、その快適さ。
家族との団らんが自然に長引いたり、友人との会話が弾んだり。食事の延長線上にくつろぎの時間が流れはじめることで、空間の“使い方”そのものが変わってきます。

たとえば、こんな一日。
休日のブランチを囲んだあと、子どもはそのままソファでお絵かき、大人はコーヒー片手に読書や仕事を。LDスタイルは、家族の“それぞれの時間”も無理なく受け止めてくれる多用途な場所になります。

「ナチュラルなアッシュ材の脚と、淡いベージュのファブリックが、朝の光をやさしく受け止めるコーディネート」→ 3人暮らし・対面レイアウトの例
2.ダイニングソファって何?どんな人に合うの?
ダイニングソファとは、ダイニングテーブルと一緒に使うためにデザインされた“食事もくつろぎも叶える”ソファのこと。リビングとダイニングの両方の機能を兼ね備えた1台2役なソファで、LD(Living Dining)スタイルの要となる家具です。
ダイニングソファは、食事のしやすさを考え、座面はリビング用ソファより浅く、張りがあり沈み込みすぎないようデザインされています。逆に従来のダイニングチェアと比べると、クッション性があり、座面が広めに作られているのが特徴。長時間座っていても疲れにくく、食事をしたあともそのままソファでおしゃべりや読書、映画鑑賞まで楽しめます。
「食べる」と「くつろぐ」をひとつの空間にまとめることで、家族が自然と集まる時間が増えたり、限られたスペースでも広々と暮らせるレイアウトが叶ったり。ダイニングソファは、そんな新しい暮らし方を支えてくれる家具なのです。


ダイニングソファの魅力は、何といっても「ひとつの空間で、くつろぎと食事の両方が楽しめること」。
このスタイルがフィットするのは、たとえばこんな方々です。
■ 家族や友人との時間を大切にしたい方
食事のあともそのまま同じ席で会話が続いたり、子どもが宿題をしている横で大人が読書を楽しんだり。
暮らしの真ん中に、自然なコミュニケーションが生まれます。
■ 限られたスペースを有効に使いたい方
リビングとダイニングをそれぞれ分けて家具を置くと、どうしても場所を取ってしまいがち。
LDスタイルなら、テーブルとソファを1セットにまとめられるので、省スペースで広々とした印象に。
■ “食べるだけの空間”にしたくない方
せっかくのダイニングを、もっと自分らしく使いたい。
そんな方にとって、ダイニングソファは、食事だけでなく、趣味やくつろぎの時間も楽しめる“マルチスペース”になります。
どんな暮らしをしたいかによって、家具の選び方も変わってきます。
「居心地のよいダイニングをつくりたい」「家族と過ごす時間を増やしたい」そんな想いがある方には、きっとダイニングソファがぴったりです。

3.よくあるお悩みと、選び方のヒント
魅力やメリットも多いLDスタイルですが、ダイニングにはチェアを合わせるのが見慣れたスタイル、という方も多いと思います。
ダイニングにソファを合わせるってどうなの?どんなアイテムを選んだらうまくいく?といったLDスタイルの不安をお持ちの方へ、気になるポイントや選び方のヒントをお教えします。
Q1:食卓にソファって、汚れが気にならない?
A:汚れに強いファブリックやカバーリング仕様なら、お手入れも安心。
クラッシュのレザーテックスやイージークリーン機能付きのファブリックは、小さなお子さまがいるご家庭でも、「想像以上に汚れにくい」というお声を多数いただいています。
気になる方は、ぜひ店舗で素材感やお手入れ方法を確認してみてください。
おすすめのソファ▶ トリム ソファ グレス ソファ イージークリーン カイン ソファ 専用替えカバー
Q2:大きくて圧迫感が出そう…
A:背が低めな設計や抜け感のあるデザインを選べば、圧迫感は抑えやすいです。
アッシュ材の明るい木脚や、すっきりとしたスチール脚は、空間に軽やかさを与え、視線の抜けも演出します。
広さに不安がある場合も、L字や片肘ソファ+スツールの組み合わせで、空間を有効に活かせます。
ブラックスチール脚のソファを選ぶことで、すっきりとした印象に。視線が抜けるデザインが空間に開放感をプラス → 4人暮らし・対面レイアウトの例
Q3:テーブルは専用のものが必要ですか?
A:一般的なダイニングより低め(65〜68cm前後)のテーブルが最適です。
テーブルと、ソファとの高さバランスを調整することで、自然な姿勢で食事もくつろぎも快適に。クラッシュではLDスタイルに合わせたテーブルも複数ラインで展開しています。
おすすめのテーブル▶ サング ダイニングテーブル グリット ダイニングテーブル
4.自分に合ったLDスタイルを見つけるには
1. 導線とレイアウトで快適さをデザイン
LDスタイルを選ぶとき、まず意識したいのが、“人の動き”を妨げない配置。
ソファの背後に60〜80cm程度の余白を確保すれば、立ち座りや移動もスムーズです。壁側に配置して省スペースに、アイランド型でテーブルを囲むようなレイアウトも人気です。

背面を壁に寄せたL字配置。限られたスペースでも、導線を確保しながらゆったりくつろげるダイニング空間に → ファミリー世帯向け・L字レイアウトの例
2. 組み合わせでつくる“わが家仕様”のソファ
クラッシュのLDソファは、片肘・両肘・1人掛け・ベンチ・スツールなど自由に組み合わせられるモジュール式。
例えば、ゆったり会話が楽しめるカフェや外国のダイナーのような空間にしたいなら、対面式のレイアウトがオススメです。来客が多い家庭ならベンチ+スツールを組み合わせて柔軟な座席数に。省スペース志向なら、片肘+肘無のL字レイアウトでコンパクトな中にも包まれるような安心感を演出できます。

3. 素材とカラーで空間に統一感を
インテリアとしての完成度を高めるには、テーブルとソファの素材や脚部デザインの統一感がカギに。
クラッシュのダイニングソファは、明るくやわらかな印象をつくるナチュラルなアッシュ材と、スタイリッシュで軽やかなブラックスチール脚をご用意。どちらも、落ち着いたファブリックカラーとの相性がよく、空間全体を整えてくれます。

向かい合わせに配置したソファで、お気に入りのカフェのような空間が誕生 → 2~4人世帯向け例
LDスタイルで、暮らしにもうひとつの“くつろぎ”を。
実際に取り入れた方からは、「お家の中で、ダイニングが一番落ち着く場所になった」という声も。
素材感やサイズ感が気になる方は、ぜひお近くのクラッシュゲートの店舗で実物を体験してみてくださいね。
食事だけで終わらない、家族それぞれの時間を包み込む場所。LDスタイルは、“長く居たくなる”ダイニングをつくる新しい選択肢です。