メンテナンス・お手入方法
Maintenance Information
説明動画あり
CRASH製品の
メンテナンス方法
CRASH製品の多くは、経年変化を楽しんでいただくことを想定した塗装や仕上げを施しています。
永く付き合うものだからこそ、日々のお手入れを通して愛着を深めていただきたい。そう考えて商品を企画しています。
ここでは、刻まれる跡も楽しみながら、末永くお使いいただくためのメンテナンス方法をご紹介します。
Contents
① ソファ
② 木材を使用した家具
Sofa Maintenance
ソファのメンテナンス
■ レザー(革)の生地
革張りのソファ等には、イタリアのユニタス社で開発された革製品のクリーニングと保護、保湿を同時に行うメンテナンスキット「レザーケアキット」を推奨しています。
動画では商品の紹介と使い方をご紹介。
■ ファブリック(布)生地
夏も冬もほぼ一定の温度を保つことができて快適。小さいお子さんやペットがいるご家庭でも、安心して長く使いやすいファブリック生地。
カバーを取り外せるフルカバーリング仕様なら、ご自宅で洗えたり、ドライクリーニングが可能の物もあり、手入れがしやすく清潔な状態を保てます。
※注意※ご使用のソファの洗濯可否については、商品ページ>商品説明>張地仕様、洗濯可否を必ずご確認ください。洗濯方法によっては、縮みや痛みが発生することがございます。
布張りのソファのメンテナンスには、イタリアのユニタス社で開発された、洗浄やシミ取り、汚れやホコリから布製品をガードするメンテナンスキット「テキスタイルケアキット」を推奨しています。
動画では商品の紹介と使い方をご紹介。
■ レザーテックス生地
本革の高級感や上質な雰囲気をリアルに再現した、革でも布でもない関家具のオリジナル生地「LEATHERTEX ®/レザーテックス」。
合皮にはない通気性の良さと熱のこもりにくさで、夏はさらりと、冬はひんやりしない温度感で不快感がなく長時間快適に過ごせます。 優しい肌触りも魅力のひとつです。
※注意※ソファを設置の際は、ソファを壁から少し離してお使いください。(目安:10cm程度)壁に直接触れていると、色移りしたり、壁紙が変色するおそれがあります。
レザーテックスのメンテナンスには、ブランドRELAXFORM/リラックスフォームから展開の製品を汚れやシミから守る「レザーテックスケアキットⅢ」を推奨しています。
動画では、ご使用前と定期的なメンテナンスの2つに分けて使用方法をご説明しています。
ご使用前のメンテナンス
お届け後すぐにメンテナンスを行って頂くことで、汚れが付きにくく、ふき取りやすくなり、よりきれいな状態でご使用頂けます。
定期的なメンテナンス
汚れが気になってきたり、前回行った撥水効果が弱まってきたと感じた際に行ってください。
※本サイトでは、ケアキットのみの販売となりますが、実店舗ではプロテクター単品での販売もございます。
Wood Maintenance
オイル塗装の
木材を使用した家具
古材以外
テーブル等の木製品の多くが、オイルやワックスを使った塗装で仕上げられています。これらは表面に硬い膜をつくるウレタン塗装とは違い、木の質感や風合いを楽しめる仕上げ方法です。
その分、表面のコーティングは決して強くないため、長く使い続けていくにつれ、シミや小さな傷や汚れなどがついてしまうことがありますが、オイルやワックスを塗ることで天板に撥水効果を持たせることができ、シミや割れを未然に防ぐことができます。
■ 日常のお手入れ
オイル塗装のテーブル等はご購入後、すぐにこちらのメンテナンスしていただくことをことをおすすめしています。
オイルで保湿をした後、ワックスでコーティングして撥水効果を持たせることで、コップの水滴によるシミなどを未然に防いだり、目立ちにくくすることが出来ます。
■ 傷の補修
オイル塗装の天板は、ウレタン塗装の天板と違いお客様自身でメンテナンスができるというメリットがあります。
天板に傷やシミがついてしまった場合、サンドペーパーを使用して天板を削り、オイルとワックスを塗って仕上げをする、といった流れでメンテナンスをします。
木製品の取り扱いについて、 こちらの注意事項もご覧ください。
Old Wood Maintenance
古材を使用した家具
クラッシュのブランドの中でもKnot antiquesは、主に古材とアイアンを使用した、個性豊かなヴィンテージスタイル、インダストリアルスタイル。
■ メンテナンス方法
古材家具を使用するメリットは時代のつながりを感じながらかっこいいヴィンテージスタイルのお部屋を作ることが出来ます。
デメリットとしては日常生活を送るうえで、ささくれや輪じみ、割れなど気になることが出てくる点だと思います。
ここでは簡単なメンテナンス(お手入れ方法)をご紹介します。
輪じみ、水滴跡、やや軽い傷や汚れ、ささくれの補修
- 紙やすりやスチールウールで木目に沿って一定方向に研磨する。
- ムラにならない様にウエス(Tシャツ生地のような布)にオイルを染み込ませて、木部全体にオイルを塗る。
- 軽くウエスで乾拭きをする。
- ウエスにワックスを少量付けて、ウエス全体に広げた後木部全体にワックスを塗る。
- 5分程度乾かした後、新しいウエスで乾拭きをして完了。
木製品の取り扱いについて、 こちらの注意事項もご覧ください。
■ 古材の特徴
クラッシュの家具に使用している古材は、主に古民家解体した際に出てくる梁や柱建材、床材や門が基になっています。
数十年から百年ほど経っている古民家は、再開発が進む中国の土地にて取り壊しが行われています。 一般的には建築建材として取り扱われるものですが、数十年と言う時を経た、他では表現することが出来ない独特の風合いを持っています。
伝統建築で使われていた木材の為、独特のパーツ痕や塗装痕が残っている物もあり表情の豊かさは古材の最大の特徴です。 写真は一部の例ですが、パーツ痕や塗装の残った部分です。
古材の種類
私たちの取り扱う古材は主に、杉古材・パイン古材・ニレ古材の3種類です。物のどの部分に使用していたかで材種や雰囲気も大きく異なり、一概にどの場所に使用されていたとは言えませんが、それぞれ使用されていた場所に傾向があります。
杉古材
柱材/壁材/床材として使われていたものが多く、古材の中でも表情差が少ない木材です。 パイン古材と表情が近いため製品によっては土台の材として一緒に使われることもあります。
パイン古材
柱材・梁材・扉材として使われていたものが多く、塗装痕や釘痕があるものから表情の強弱が少ないものまで様々です。 杉古材と表情が近いため製品によっては、より無骨に表現したいところに表情が良く出ているパイン古材をしようして強弱をつけてアンティーク感を演出している場合もあります。
ニレ古材
梁材・扉材として使われていたものが多く、塗装痕や釘痕など建築材の時の表情が特に色濃く出るものが多いです。 またニレ材の特性上、経年変化による道管の収縮が起こりやすく、無骨に隆起こした木の表情が特徴です。
製造工程
製造工程は手作業が中心
製造工程も一般的な新材加工の工程より複雑です。
初めに柱や扉など解体材をサイズごとに分類し、全て手作業でパーツごとに分解していきます。 分解するときに釘や汚れの補修を行います。
その後乾燥と製材を行い、初めて家具に使える材料となります。 家具を作る際も微妙な凹凸など、古材ならではの表情が影響する為、機械的な作業ではなく職人の手仕事による工程も多いのも特徴の1つです。
ひと手間もふた手間も人の手をかけられて作られている為、古材にしか出せない表情や雰囲気・質感を大切にしています。
木製品の取り扱いについて
ビニールマットやエアコンの使用
天然木を使用した商品は木材の性質上、ご家庭の環境湿度や温度に反応し、木材自体が膨らんだり縮んだりしながら湿度温度を調整しています。
そこにビニールマットの使用やエアコンの使用による急激な温度変化、多湿、過度な乾燥があることで、調整が難しくなり、変形や変色などを起こして劣化につながる原因になることもございます。
そのため弊社では、ビニールマットのご使用はお勧めしておりません。設置場所を配慮いただき、ワックスなどの塗布による乾燥予防をお願いしております。
設置場所での変色褪色
木材は、使う環境で日々の経年変化具合が異なります。クラッシュのお客様は、それを楽しむ方も多くいらっしゃいます。日光に当たりやすい場所に配置した場合、変色褪色が早く進みますので、場所を考えた配置をお願いしております。
メンテナンスオイル・ワックス
メンテナンスオイル・ワックス
CRASHの木製品のメンテナンスには、オリジナル開発のメンテナンスキットのご使用を推奨します。
オイル(全2色)
軽い着色と補修用でシミなどを目立ちにくくしてくれます。
ワックス(全2色)
ツヤ出しや水はじきを良くしてくれる効果がある為、表面を保護してくれます。