窓を開けた。
深呼吸したみたいに澄んでいく。
風のとおり道、 柔らかな陽ざし
一杯のコーヒーと おはよう のことば。
色づきはじめる 今日。
たわいもない瞬間も
丁寧につむげば 特別に感じる。
心地よさって、
あんがいシンプルだった。
好きだから 大切にするよりも
大切にしてこれたからこそ 大好きなんだって、
そう思うとより一層、 愛着がわいてくる。
年を重ねる楽しさにも つながった。
丁寧に、ゆるやかに 永く。
飾らずに余白をのこした暮らしが
教えてくれたこと。