役に立つかどうか、高価かどうかよりも
ちょっと手間がかかったり、一点ものとかにときめく。
だからか、誰かが建てて、誰かが暮らした家を買った。
どんな思いで建てたのか
どんな暮らしをしていたのかはわからないけれど
庭の木々や、この場所に流れる穏やかな空気に
胸を躍らせて、私たちの今を重ねた
唯一無二の心地の良い空間を作った。
これから過ごす時間と共に
さらに愛着のわく空間になったらうれしい。
インテリアも時間とともに
自分たちの色に染まるものに囲まれて。
今まで訪れた様々な場所で見つけた
掘り出し物たち。
好きなものに違いがあっても、並べてみると
なぜだかしっくり馴染んでしまう。
いつかは小さなお店を開きたいね、と話しながら
たわいもない会話を今日も楽しむ。